文・写真 きつつき


雪がさらっと降った日の翌朝、きつつきとエゾモモは北大苫小牧研究林
木々の冬芽とアニマルトラッキング(動物の痕跡)を探しに出かけました。
キラキラ光った雪面は、ダイヤモンドダストが降った後のようでした。

研究林入口側にある池は、半分以上結氷していて
流れのある川の方にマガモ、ヒドリガモ、コガモが集まっていました。



北大苫小牧研究林入口  



最初に見つけたのは、エゾリスの足跡。
エゾマツやカラマツの木の周辺、至るところに足跡が
残されていました。おいしい松ぼっくりに
ありつけたのでしょうか!?



後ろ側にある小さい足跡は前足、 大きいのは後ろ足
ちょうど跳び箱を跳ぶように走るんだね。






おや?この足跡は、いったい誰かな?

   

答えはキタキツネ。右側の写真は普通の早さ(並足)で歩いた足跡。左側は早足だよ。
犬との大きな違いは、キツネは直線に近い形で足跡が残るんだ。
足が4本あるのに不思議でしょ?





あれ?いったい誰のいたずらだ!?



エゾマツの枝の途中から、ポッキリ折られてる。
いったい誰のしわざなんだ???


早速きつつき、エゾモモ鑑識官は犯人を突き止めるための
証拠探しに乗り出した。


おおお、これは・・・・!
 
ポッキリ折られた枝先に、犯人のものと思われる歯形を発見。



 
ムムム、現場近くに足跡も残されているぞ。
これは犯人のものなのか???

なんだかブタの鼻みたい・・・。



ついに突き止めた!証拠のうんち。
これでみなさんは、真犯人がわかりましたか?



答えは エゾシカ でした。
冬はエサが少ないので、エゾシカさんも大変なのです。





冬芽探しをしていると、とっても暖かそうな冬芽を発見。
ふわふわしていて、とっても気持ちがいい。なんの冬芽かな?


ふわふわ綿毛に包まれて、冬芽もじっと春を待っているのですね。

コブシかモクレンの花芽みたいですね。



手乗りハシブトガラ???

お散歩しながら、小鳥たちを観察していると、カラ類の混群と遭遇。
きつつき お得意の鳥寄せ術を使って鳥を呼び寄せてみた。
するとどうだろう、集まってくる集まってくる。
計10羽ほどのシジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラに取り囲まれた。

  

右がハシブトガラ、左はヤマガラ。スズメよりやや小型のかわいい小鳥たち


持ってきたデジカメを向けると、なんとデジカメを持った右手に
ハシブトガラがのって、人差し指をつついてる。
そのうち、エゾモモの持っていたペンにも、鳥が留まり・・・。
ついには、きつつきが被っていたフリース帽子にも、
そしてエゾモモが差し出した人差し指にも留まり、
愛らしい姿を見せながら、軽くつついてくれたらしい。
数年野鳥観察をしているが、手乗り文鳥ならぬ、
手乗り野鳥は初体験でした。

その後、どうにか手乗り野鳥を写真に納められないかと
頑張ったけれど、そこは気まぐれな野鳥。
なかなか上手くは行きませんでした。

割と近くで撮影出来たでしょ?


そんなこんなで楽しかった、冬のお散歩。
皆さんも好きなフィールドを見つけてお散歩してみませんか?



自然を楽しもう!トップに戻る


       


本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース